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溶接の腕による差 TIG溶接編

  • 公開日:2017年03月24日
  • 最終更新日:2017年03月23日
アルミTIG溶接(うまい)

こんにちは。

 

筆者自身の体験談になるんですが、溶接の腕による差をヒシヒシと感じましたので、記事に晒してみたいと思います。

我ながら溶接ヘタすぎて笑えてきました。それではご覧ください。

 

 

 

まずはこちら

アルミTIG溶接(うまい)

アルミのTIG溶接ですが、これは上手ですね~

溶接中も遮光面越しに覗いていたのですが、プールも送りも棒を入れるタイミングも一定で、これはかなりキレイにいったなと思いました(したのは私ではありません)。

 

「すごい上手ですね!」「うまくいったけどたまたまよ~何ならやってみる?」

 

と、話しているうちに私もさせてもらう事に。

 

「いいんですかぁ~自信ないっすわー」

 

といいつつも『あそこまでは無理だろうけど、まぁまぁいけるだろう』と心の中でナメてかかってましたが

 

 

結果

 

 

 

 

アルミTIG溶接(へた)

なんだこれwww

仕事の記事なんですが思わずwを連発せずにはいられない酷い仕上がりです。

 

さらに追い打ちをかけるように社長に記事にしようと言われる始末。

まぁ言われなくてもしようと思って写真撮ってましたが。

 

 

ちなみに上の写真2枚の条件ですが、母材や溶接棒、電流値に至るまで全く同じ条件で、正に腕の差でしょう。

特にアルミは最初はゆっくり溶けるんですが、溶け始めると一気にダァーっと溶けていくので、その一気に溶ける事を見越して電流を調整しておいた方が良いです。

 

上の写真の溶接ですが、板厚2mmに対して、上手い人は約100Aで溶接していましたが、私には若干強くて、溶けだしてからの微調整が利かない感じでした。

ですので、初心者は若干弱めで様子を見ながら溶接してみると、失敗が最小限に抑えられるかもしれません。

 

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

株式会社WELD TOOL 092-834-2116

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