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アルミ脚立の補修、修理にTIG溶接機

  • 公開日:2017年01月27日
  • 最終更新日:2017年03月30日
植木屋さんなどが使う脚立

こんにちは。

 

知人から、アルミ脚立の骨組みの一部が取れてしまったので、溶接して修理できないか?

との相談を受け、アルミの丸棒を使って溶接補修しました。

この脚立は植木屋さんや造園屋さんが使う剪定脚立という物らしく、アルミ製で非常に軽量です。

このように写真真ん中の補強の棒部分が取れてしまっています。

植木屋さんなどが使う脚立

 

溶接補修する前にこれから溶接する部分をグラインダーで削って、地肌を露出させておきます。

溶接前の研磨

 

これから溶接予定のアルミ丸棒も削っておきます。

アルミ丸棒研磨

 

準備が整ったところで溶接していくのですが、今回はこちらのショートキャップを使います。

これを使う事でトーチ先端がコンパクトになり、通常ではトーチが入らないところでも多少の余裕は生まれます。

ショートキャップ

 

それでは溶接していきます。

 

剪定脚立溶接

なかなか徳の高そうな光り方をしてますね~

 

さておき、この脚立はアルミ製ですので溶接棒を入れて溶接し、溶接棒は汎用性の高いA5356を使用しています。

仕上がりはこんな感じになりました。特に問題なくくっついています。

脚立溶接後

 

こういった職人向けの専用品は買ったら高いらしいので、知人の方もよろこんで帰られてました。

 

ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

株式会社WELD TOOL 092-834-2116

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